There is nowhere to live...

2月19日19時54分配信 読売新聞

 【シンガポール=岡崎哲】オーストラリアのラッド首相は19日、地元テレビに対し、日本が南極海での調査捕鯨中止に応じなければ、今年11月の次期捕鯨シーズン開始までに国際司法裁判所(本部=オランダ・ハーグ)に提訴するとの考えを表明した。

 同首相はこれまでも「国際法廷への提訴も辞さない」と繰り返してきたが、時期を明言したのは初めて。ラッド首相やスミス外相は、20日に豪州入りする岡田外相との会談でも、提訴の方針を伝えるとみられる。

 ラッド労働党は2007年総選挙の公約で「日本の調査捕鯨をやめさせるため、国際法廷で違法性を訴える」との立場を表明。政権発足後も、国際捕鯨委員会(IWC)などで「クジラの生態を科学的に調べるために殺す必要はない」と主張する一方で、日本の捕鯨船団への過激な抗議活動を繰り返してきた米国の反捕鯨団体シー・シェパードに国内の港湾施設の利用を容認してきた。

 最近は、日本の捕鯨継続方針に変化がないことから、年内にも実施される総選挙を前に、豪州国内の野党、自由党や緑の党などは提訴に踏み切らないラッド政権の姿勢を「公約違反」として突き上げを強めていた。

最終更新:2月19日19時54分

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